データヘルス・ICT分科会

注:データヘルス・ICT分科会は平成29年度よりAI・データ戦略分科会に変更しました。


第6回【データヘルス・ICT分科会】が開催されました。

日時:2017.03.01(水) 10:00~11:30

場所:NTT品川TWINS 14階 会議室

内容:平成28年度分科会活動の振り返り他

 

(分科会概要)

 津下座長より、平成28年度の分科会の活動の振り返りがされた。

データへルスの普及、データヘルスの普及、無関心層に対するアプローチをどうするかについて検討する中で、普及は厚労省が進めている。データをどう生かすか、どう使うかが重要であること。国保、被用者保険、システム関係者で見ていくべきという方針で進めてきた中で、透析の対象者の保険者間移動の把握と国保と後期高齢の一体が不可欠であることが指摘された。

 鹿妻副座長からは、新たな医療費分析の手法と課題として、投薬のために傷病名をつけるケースが見受けられることや、医療費抑制策と充実策の矛盾が生じていること。また、認定日から死亡日までの費用をつないで見ると、医療費は少ないが介護費多い等、結果的には医療費か介護費どちらかで費やされているため、全体で見る必要あることが指摘された。

 その後、参加自治体の方々と意見交換が行われた。最後に、津下座長から、今後の分科会の運営について発言があり、データヘルスを普及するという観点では十分普及してきている。これまで座長副座長を中心に相談しながら進めてきたが会員全体で分析をするという機運まで持っていくのは難しいと感じていること、また、勉強会だけ行っていてもどうなのかという反省もあり、継続については見直したいと考えているとの発言があった。 


第5回【データヘルス・ICT分科会】が開催されました。

日時:2016.10.18(火) 10:00~15:00

場所:あいち健康の森健康科学総合センター

内容:保険者間異動に関連した医療費データ分析と制度提案に関して

 

(分科会概要)

津下座長より以下の課題提起がされた。被用者保険者の健康状態が生涯どのようになっていくのか把握できていない実態がある。市町村としてのデータヘルスや今後の課題、被用者保険の方を受け入れる自治体として効果的な保健事業につながる仕組みはどうあるべきか、を考えたい。このような問題意識でどんな限界があり何ができるか吟味したい。

 以下、ヒヤリングシートに従ってヒヤリングが行われた。 

 まず、「医療費分析における異動者の影響」として、国保医療費分析の状況、 資格喪失者の把握(後期高齢・転居・死亡・扶養認定・生活保護認定以外)にどのような事由で抜ける人がいるのか?

 次に、「市町村における住民等の加入保険者の履歴把握」については国保資格取得前の保険者の把握について検討がされた。

 今後の分科会における「研究設計」が検討され、政策提言として、分析結果で何が言えるかなどが検討された。

 


第4回【データヘルス・ICT分科会】が開催されました

日時:2016.09.16(金) 10:00~12:15

場所:NTT品川TWINSアネックスビル17階 会議室3

内容:平成28年度分科会の進め方について

 

(分科会概要)

 昨年度の分科会の成果として、以下の課題があることを整理した。①保健事業の対象を考慮するうえで、無関心層のセグメント分けに必要なデータの不足。②(企業において)経営者層、人事、健保(+産業医)間のデータの分断。③企業健保から外れた人達(退職、転職)の情報の不足。④ ヘルスケア分野にデータ分析スキルを有する人材の不足。であった。

そこで、平成28年度の取組として、①保険者間を横断したデータ分析により、保険者の予防・健康づくりなどの取り組み成果を評価する指標のあり方について具体化することを取組み1とし、以下を具体案として実施してはどうか。②マイナンバー、二次利用に関する勉強会を実施し、取組み1と連携させてデータ利活用を促進する。③他分科会との関連で何ができるのかをモニタリングしていきたい。以上が提案され、皆様に賛同された。

 勉強会として「国保・健保におけるデータヘルスの現状と課題」を厚生労働省保険局医療介護連携政策課データヘルス・医療費適正化対策推進室長 高木有生様と、厚生労働省保険局国民健康保険課課長補佐 東善博様にご講演いただいた。

 

 その後、医療費変動状況の分析の進め方などが検討され、年末の中間報告会までに成果を出せるようにすることが決まった。


2016.04.15 第3回【データヘルス・ICT分科会】が開催されました。

日時:平成28年04月15日(水) 10:00~12:00

場所:NTT東日本 品川TWINS 1階ショールーム

内容:年度報告及び来年度計画

 

(分科会概要)

 10:00-11:00 分科会の前に、勉強会が開催され、慶応大学 金子郁容SFC研究所主席研究員から「マイナンバーと医療等ID」についてご講演いただいた。はじめに米国は非常にシンプルなsocial security cardが普及しているが、それに比べ、日本のマイナンバーはまだ配布が開始され始めた段階である。マイナンバーカード制度の利活用で「鍵」になると思っているのは、ワンカード化、公的個人認証の仕組みの活用、医療等IDで、それぞれ推進されつつある。「医療等ID」は厚労省の検討会で提案され、厚労省は2018年度から運用開始し、2020年までに本格運用を目指すとしている。医療等IDはマイナンバーのインフラを使用して生成するがマイナンバーそのものではない。当面、診察ではこれまで通り、健康保険証が使える。診療報酬支払基金と国保中央会がオンラインで資格確認をすることになる予定などについてお話しされた。

 11:00-12:00 分科会では、SWC協議会久野副会長から、協議会全体の動きとしては、インセンティブ制度・ビジネス分科会、健康長寿推進員・人材育成分科会とスポーツ・レガシー分科会が連携する形で、協議会として提言を行った。データヘルス・ICT分科会でも、ICTの有効性の認知と使いこなすという一番大事なところがまだクリアされていないという問題点がある。少数派を多数派に変えていく仕掛けが必要なので、ドライブさせていくことがこのデータヘルス・ICT分科会の重要な役割だ。また、本人が同意していれば問題ないのだが、個人情報の活用に自治体が及び腰になっている現状がある。出来ることが出来ていないという中で、前向きな首長や一生懸命な職員がいる自治体ほど議会にたたかれている現状がある。このような現状を我々が認知し、ブレイクスルーするには成果を早く示していく必要がある。その仕掛けをこの分科会に期待していると、挨拶があった。

 分科会津下座長からは、データヘルス計画が推進段階に入り、平成30年度の第二期に向けて準備が始まっている。健診・保健指導制度も平成30年度の第三期にむけて検討会が進捗しつつある。日本健康会議の各WGが動いており、重症化予防についての協定が結ばれ、これから進捗していく。国の動きをとらえつつ、分科会としての動きにつなげたいと、挨拶があった。

 平成27年度の活動報告として、勉強会、事例検討、ディスカッションを実施し、データヘルスの普及展開に係る課題の整理を行った。抽出された課題を27年度の分科会活動成果とすることが、」また、平成28年度の活動計画は、データヘルスの普及展開に係る課題解決に向けて、産官学の連携を促進し、実フィールドでの検証等を通じて解決方法の検討を行うことを目標に、点在するヘルスケア関連データの集約・連携を推進することで、データヘルスの効果の最大化を支援することを活動方針とすると報告された。

 データヘルス・予防サービス見本市2015について厚生労働省保健局岩井様からご報告いただいた。本年も見本市を全国数ヶ所への地方開催も含め展開することを塩崎大臣が発表された。データヘルス計画自体は、健保組合100%対応済み。レセプト分析を始めて行ったという所が半数以上。70%以上の組合が目標すら決められなかった。事業主へも働きかけ、健康経営への取り組みを進めた。保険者も着実に一歩一歩進めている状況がうかがえる。今後はデータヘルス計画の評価を、各保険者へフィードバックする。「健康作り・予防の取組」というテーマには、省内でも前向き感がある。日本健康会議、フレイル対策、明るい雰囲気醸成を引き続き継続していく。  以上


2015.10.30 第2回データヘルス・ICT分科会が開催されました。

日時:平成27年10月30日(金)13:00~15:00

場所:NTT品川TWINS 1階 セミナールーム

内容:分科会内ワーキングの進捗状況の説明等

 

(分科会概要)

分科会座長津下先生の挨拶があり、分科会の概要とこれまでの活動状況、及びデータヘルスの課題と分科会のゴールについて話された。 

 続いて、各ワーキンググループ毎に進捗報告と今後の活動計画が報告された。

WG1(オムロンヘルスケア)からは①データヘルスに関する基礎体力をつけるグループと、②参加メンバ自らのデータヘルス計画の事例提供・試行錯誤を実践するグループに分かれて活動した報告があった。

 WG2(東芝ヘルスケア)からは③高齢者ICTリテラシー向上にむけた調査状況が報告された。④生活習慣病の健幸づくり試作における活用例の収集については、生活習慣情報収集システムを1社ですべて提供するのはまれである。全体の運用を考慮しながら、ツールとしての汎用モデルを定めたうえで、実装が推奨される機能の整理を進めてはどうか。という提案があった。また、津下座長からは愛知県健康づくりリーダーも、ICTが使えないわけではない。銀行のATMなら使える。どんな機器も同じように使えるのであれば、多くの人がICTを活用できるようになる。期待している。との発言があった。

 WG3(NTT東日本)のSWC協議会各分科会等のモニタリングの状況が報告された。引き続き、データヘルス・予防サービス見本市2015について厚生労働省保健局岩井様から概要説明が行われた。SWC協議会が出展する目的として、来場する保険者・人事担当者等に健康づくりにおけるICT活用の効果とデータヘルスの知見を体験させ、その体験を各組織において広げていただく場として活用する。出展内容1として、健幸ポイントプログラムの疑似体験を行う。また、出展内容2として、データヘルスに関するミニセミナーを行い、健康な街づくりを行う企業・自治体等による具体的な取り組み内容を紹介しながら、データヘルスの知見等を来場者に伝える。との依頼が行われた。



2015.07.29 第1回分科会が開催されました。
日時 平成27年7月29日  10:00-12:00 

場所 筑波大学東京キャンパス文京校舎119講義室
出席者 34団体 45名(オブザーバー除く)

(分科会概要)

 分科会は久野協議会副会長からのご挨拶、津下分科会座長はじめ副座長からのご挨拶、の後、オブザーバー・関係者・分科会参加者会員の紹介が行われた。
引き続き、厚生労働省 保険局 医療費適正化対策推進室 安藤室長様、総務省 情報流通行政局 情報高度化推進室 岸課長補佐様、経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 江崎課長様、内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局 十時参事官様の4名のオブザーバーからトピックスのご紹介をいただいた。
 続いて、分科会の主旨、取り扱うテーマについて津下座長より説明が行われ、参加メンバーからのご意見、分科会進め方に関する議論が行われた。

◆分科会ゴール
健康長寿社会構築のために、データヘルス・ICTの面から見た課題を整理し、産学官の取り組みを推進する
◆取り組むテーマ
①データヘルスの知見を社会に広げる(健康投資効果の可視化)
②専門家の力量を高める(分析結果⇒健康づくり施策への展開)
③高齢者のICTリテラシー向上(健康長寿推進委員の活動の加速化)
④生活習慣情報の健康づくり施策における活用例の収集と汎用化
⑤Smart Wellness Community のモニタリング
⑥他の分科会のサポート
⑦マイナンバー制度の活用
⑧データ二次利用の促進に向けたルールづくり