Withコロナ、Afterコロナにおける健幸都市の方向性
-目指すべき新しい生活様式の価値観とそれを支えるビジネスの役割を考える-
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11月実施プログラム <健幸アンバサダー・人材育成分科会担当>
第6回withコロナシンポジウムが、Web中継方式にて開催されました。
日時:2020年12月2日(水)10:00~12:00
(概要)
久野譜也副理事長の挨拶でシンポジウムが開始されました。最初に特別講演として西尾チヅル様(筑波大学 教授 )より 「社会人大学院の役割と教育方法:筑波大学の事例に基づいて」 と題して、社会人大学院のあり方について筑波大学の事例を元に講演いただきました。次に 「with/after コロナに対応できるビジネス及び地域人材の育成法」 と題しシンポジウムパートおこなわれました。まず、「課題設定型の人材育成」 と題し渡邉 理津子様(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム シニア・プログラム・オフィサー)よりこれまでの経歴をご紹介をいただいた後、高梨 直紘様(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム 特任准教授)より、東京大学での取り組みと、これからの人材に求められる課題設定型の重要性についてお話いただきました。引き続き健幸アンバサダー・人材育成分科会の副座長である塚尾晶子様(つくばウエルネスリサーチ取締役)より「社会イノベーション能力の向上法」と題し社会イノベーターとして活躍されている方々の保有スキルについて分析いただきました。続いて久野副理事長の司会のもと活発な意見交換がおこなわれた後、閉会となりました。
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10月実施プログラム <スポーツ・レガシー分科会担当>
第9回【スポーツ・レガシー分科会】が、Web中継方式にて開催されました。
日時:2020年10月12日(水)13:30~15:00
(分科会概要)
久野譜也副理事長の挨拶で分科会が開始されました。最初にスポーツ・レガシー分科会の河野一郎座長より「コロナ禍におけるTOKYO2020大会開催についての注目点」 と題し、これまでのオリンピック経緯とコロナ禍を契機に行動変容を起こすチャンスである事などのご講話をいただきました。次に山口香様(筑波大学教授) より「嘉納治五郎師範の教え ―災いとスポーツ―」 と題し、嘉納治五郎師範の教えから、禍にどう立ち向かうかについてご講演いただきました。続いてアシックス常務執行役員のである松下直樹様より、「withコロナ、afterコロナにおける『スポーツと健康』について~アシックスの戦略~」 と題しアシックスで今後の取り組みについてご紹介いただきました。最後に徳島県美馬市役所 企画総務部長の吉田正孝様より「コロナ禍における、美馬市×徳島ヴォルティス「健幸スポーツ施策の推進」の現状」と題し、美馬市、徳島ヴォルティス、大塚製薬でのSIBを活用した健幸への取り組みをご紹介をいただきました。引き続き、河野座長司会のもと、講演をいただいた皆様に久野副理事長を加えたメンバーによりディカッションがおこなわれました。最後に久野副理事長より企業版ふるさと納税の活用についての説明と、健康産業推進議員連盟が設立された旨をご報告いただき、閉会となりました。
※発表資料は発表者に掲載可否の確認後、会員専用ページにアップする予定です。
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9月実施プログラム <グローバルヘルス推進分科会担当>
2020.09.29 今回はグローバルヘルス推進分科会が担当し、テーマは「健康とSDGs」と
しWEB開催されました。
プロジェクトリーダーの久野譜也様(筑波大教授)からの挨拶の後、グローバ
ルヘルス推進分科会座長の駒村康平様(慶応大学・教授)の司会にて開始され
ました。セッション1ではBNPパリバ証券の中空麻奈様(グローバルマーケ
ット統括本部副会長)より「ポストコロナ時代のSDGsとサステナブルファ
イナンス」と題した特別講演をいただきました。
休憩をはさみセッション2では「個人・社会・地球の健康と寿命を延ばす
ための取り組み-多様なステークホルダーの健康改善、向上に実効性のあ
る取り組み-」と題したシンポジウムがおこなわれました。まず、コーデ
ィネーターの駒村様より当セッションの概要・進行方法、現状把握と問題
意識の共有をおこなった後、シンポジストの3名よりの発表をいただきま
した。始めに第一生命保険の渋谷孝人様(執行役員)より「健康増進を支援す
る商品開発と社会・地域の課題解決に向けて」と題し自社での取り組みを
発表いただきました。次にイオン株式会社の三宅香様(執行役環境・社会貢
献・PR・IR担当)より「イオンのサスティナブル経営について」と題して自
社での取り組の発表いただきました。最後にネスレ日本の嘉納未來様(執行
役員)より「社会とネスレ」と題し自社での取り組の発表いただきました。
続いて駒村様の進行により、発表いただいた3名とセッション1で発表い
ただいた中空様を加え、ディスカッションがおこなわれました。
※発表資料は会員のみ参照可能となっています。会員専用ページを参照く
ださい。
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セッション3:2020.07.30
セッション3は【Withコロナ、afterコロナにおける地域の役割と目指す方
向性】と題し開催されました。
プロジェクトリーダーでセッション3のコーディネータある久野譜也様
(筑波大教授)より、最新の調査を元にWithコロナにおける政策の方向性に
ついて説明がされセッションが開始されました。最初に損害保険ジャパン
様より他企業との共創による事例が報告されました。次に塚尾晶子様(つ
くばウエルネスリサーチ取締役・健幸アンバサダー)より外出自粛に伴う
運動不足と健康二次被害の関係、健幸アンバサダーでの新たな取り組み、
方向性について発表されました。続いて飯島勝矢様(東京大学教授)より
コロナがもたらした外出自粛長期化による問題点とフレイル予防を通して
市民主体の健康長寿まちづくりの必要性を事例をまじえて発表いただきま
した。最後に近藤克則様(千葉大学教授)よりJAGESでの調査結果報告と
Withコロナ時代におけるWell Active Communityでの各種リデザイン、
オン・オフラインでのコミュニケーションのハイブリッド化の必要性、ソ
サエティ5.0加速の重要性について講話いただきました。その後のディスカ
ッションでは、参加者を含め、活発なディスカッションおよび質疑応答が
おこなわれました。
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セッション2:2020.07.17
セッション2は【Withコロナ、afterコロナにおけるヘルケアビジネスの
方向性】と題し開催されました。
プロジェクトリーダーである久野譜也様(筑波大教授)より挨拶の後、
セッション2のコーディネータである河野一郎様(2020東京オリパラ競技
大会組織委員会副会長)によりセッションが開始されました。
最初に駒村康平様(慶応大学教授)より「新型コロナと働き方・生活時間の
変化」と題し経済学から考える働き方の変化について発表をいただきまし
た。次に三井不動産様より在宅勤務、リモートワークで明らかになった
メリット・デメリットからAfterコロナの働き方、暮らし方に対応した課題
等について発表いただきました。続いてアシックス様よりコロナ禍による
スポーツ関連消費の変化とこれからの運営について説明をいただきまし
た。引き続きカーブスジャパン様よりコロナ禍による健康課題や後遺症の
説明とカーブスで取組を紹介いただきました。最後に経済産業省ヘルスケ
ア産業課長の稲邑拓馬様よりコロナ禍が示したもの、ヘルスケア産業規模
地域版次世代ヘルスケア産業協議会の設置状況などについて説明いただき
ました。発表を受けて参加者を含め、活発なディスカッションおよび質疑
応答がおこなわれました。
-------------------------------------------------------------------------------------------セッション1:2020.07.10
セッション1は【Withコロナ、afterコロナにおける健幸都市の方向性】と
題し開催されました。
プロジェクトリーダーである久野譜也様(筑波大教授)より挨拶の後、
セッション1のコーディネータである岸井隆幸様(日本大学・特任教授)に
よりセッションが開始されました。
始めに国交省の市街地整備課長である渡邉浩司様より「ウォーカブル都市
の実現に向けて」と題しコロナ以前の今後のまちづくりとコロナ後のまち
づくりのあり方にについて発表をいただきました。次にイオン北海道より
イオン北海道で取り組む地域エコシステムについて説明いただきました。
続いて大和ハウス工業様より健幸都市の方向性の事例としてして上郷ネオ
ポリスでの取り組みを紹介いただきました。最後に、大阪府高石市の阪口
伸六市長より高石市でのこれまでの取り組みと、今後の取り組みについて
紹介いただきました。発表を受けて参加者を含め、活発なディスカッショ
ンがおこなわれました。
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2017.6.8 第1回歩数計認証委員会(有識者:川原貴委員、久野譜也委員、中村好男委員、師岡文男委員)により審議が行われ、6種の機器が認証されました。
認証された歩数計について機能特性など公開資料 ⇒ 第1回認証歩数計審査資料
歩数計の推奨基準については ⇒ 歩数計の推奨基準
ヘルス&ICTリテラシー向上プロジェクトの「保健事業で用いられる歩数計などセンサー基準検討ワーキング」では、正確な歩数計の活用及び開発が広く行われることを目的に以下の「保健事業で用いられる歩数計の推奨基準」を策定いたしました。
第1回 ヘルス&ICTリテラシー向上プロジェクト全体会議が開催されました。
日時:2016.09.02 15:30-18:00
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎多目的講義室1
(概要)
幹事会社である電通により全体会が進行された。まず、プロジェクトの目的として久野プロジェクトリーダーよりヘルスリテラシーとICTリテラシーの関係の重要性に基づき協議会が立ち上げられ、健康無関心層に対する行動変容のキッカケをどのように作れるかがこのプロジェクトの目的になることが示された。
電通平川室長より、プロジェクトの進め方について紹介があり、事例の収集とモデルの検討などが行われることが紹介され、WGの設置についてアンケートが行われることが説明された。
続いて、先進的事例として、大日本印刷福地室長から価値観クラスターを利用したヘルスケアへの取り組みの事例、カーブスジャパン増本会長から女性だけの30分健康体操教室の成功要因としての「口コミ」の重要性について、スギホールディング杉浦副社長からシニア女性の地域活動を通じた健康無関心層の取り組みの成功例が紹介された。
全体会議のモデレーターは早稲田大学中村教授により進められた。お客様が他のお客様に教えたくなる環境を作ることが有効ではないか、また、行動変容のキッカケは日常の生活空間(環境)にあるのではないかなどが議論された。
また今後、協議会参加企業に向けて、お客様との接点を持つ企業、ICTの活用をしている企業、「口コミ」による成果やコンテンツをもっている企業等の事例を収集していくことが示された。
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